猫が用を足した後気になるのが「トイレの砂の飛び散り」。部屋が汚れるだけでなく、小さい子供がいる家は誤って誤飲してしまうのではと心配になります。そのため多くの飼い主さんが「猫砂が飛び散らないようにするにはどうすればいいの!」と思っているでしょう。
そこで今回は猫のトイレの砂の飛び散らないの対策4つと、コスパの良い効果的なおすすめアイテムを紹介します!本記事を読めばもう猫のトイレの砂の飛び散りに悩みません。猫砂の飛び散りに悩む飼い主さん必見です♪
この記事で分かること
- 猫のトイレの砂の飛び散りの対策
- 猫のトイレの砂の飛び散りに効果的なアイテム
- 猫に新しいトイレを覚えてもらう方法
目次
猫のトイレの砂が飛び散らない対策4つ
トイレの種類を見直そう!イチオシは「筒形タイプ」
トイレのタイプによっても猫砂の飛び散りやすさが異なるので、まずはトイレのタイプを見直してみましょう。猫のトイレタイプには次のようなものがありますが、3匹の愛猫に3タイプのトイレを試した結果もっとも飛び散らずおすすめなのが「筒形タイプ」です。
オープンタイプ(飛び散り度:★★★★★)
ペットショップや動物病院なのでよく使われる一般的なトイレです。トイレを囲うようなものはなく、ふちの高いトレーのような形をしています。
安価で排泄物の処理がしやすいメリットがありますが、猫がトイレの前後に砂をかく際に砂があちこちに飛び散ります…。
猫を飼育し始めて最初に導入したタイプです。子猫のときでもすごい勢いで砂を飛び散らしていました…。
ドームタイプ(飛び散り度:★★★)
ドームタイプはその名の通り猫のトイレを覆っているタイプのトイレで、システムトイレなどに多く採用されています。システムトイレとは2層に分かれているトイレで、上がスノコ・下がトレーになってます。猫がおしっこをすると下のトレーに入っているシートに吸収されるので、うんちの処理だけOK。
においが抑えれ掃除の手間が少なくなるメリットがありますが、猫の砂をかく方向によっては砂が外に飛び散ります。
うまい具合に出入口を背にして前足で砂をかくと砂の飛び散りがすごい!あとドームの内部を掃除するのは大変でした…。多頭飼いだとトレーのシートはすぐビシャビシャになるので、あまりおすすめできません。
筒形タイプ(飛び散り度:★)
筒形タイプは、上から入るタイプのトイレ。出入口が上についているので、猫は飛び乗ってトイレに入ります。トイレ全体が覆われているため猫も安心してトイレができますし、砂をどの方向にかいても飛び散らない構造です。
飛び乗る行為が苦手なシニア猫や足腰の弱い猫には不向きですが、そうでない猫にはもっともおすすめのタイプ。猫が猫砂をかいても飛び散ることはなく、肉球にはさまった猫砂を払う時に多少落ちる程度です。
このタイプのトイレにしてから猫砂の飛び散りの悩みが消えました!排泄物の処理がほかのタイプよりやや手間ですが、かれこれ10年近く使っています。
猫砂のタイプを「大粒」にする
猫砂のタイプも飛び散りやすさに影響するので、改めて使用している猫砂を見直してみましょう。猫砂の飛び散りにくさは「大粒」かどうかで決めるのがベター!大粒タイプは肉球に入りにくく、重みがあるので飛び散りにくいです。
猫砂のタイプは、鉱物・おから・紙・木・シリカゲルの5つがありますが、なかでもシリカゲル・紙・おから系が飛び散りにくくおすすめで、おからと紙製のものは大粒の商品も多く販売されています。
我が家は大粒+安価+トイレに流せるというポイントで「紙製」を使用しています。
トイレの前にマットを敷く
肉球に挟まった猫砂を取り除くための、マットを敷いてみるのもgood。さまざまな種類が販売されていますが、すべり止め機能が付いたもの・掃除がしやすいものがおすすめです。ただし猫によってはマットの感触を嫌い、飛び越えてしまう猫もいます。
我が家の愛猫3匹のうち2匹はマットを使わなかった…。でも1匹はちゃんと使ってくれて猫砂を払ってくれていました♪
トイレの周囲に仕切りをたてる
猫トイレの周りにパテーションのような仕切りを設置するのも、猫砂飛び散りには効果的です。物理的に猫砂の飛び散りを制御するので、仕切りの奥側にしか猫砂が飛び散りません。
こちらのさまざまなものが販売されていますが、インテリアには少なからず影響を与えるので部屋の雰囲気に馴染むようなものを選びましょう。
我が家は部屋が狭くて邪魔になりそうだったので、導入しませんでした…。
猫のトイレの砂が飛び散らないおすすめアイテム
猫トイレ編「アイリスオーヤマ:上から猫トイレ」
アイリスオーヤマの上から猫トイレは、先述した筒状タイプのトイレです。猫砂の飛び散りを防止しニオイの広がりを抑える効果もあります。
我が家の愛猫たちもずっとこのトイレを使ってますが、本当に猫砂が飛び散りません!またフタの部分が凹凸しており、猫が砂を払えるような構造になっているのもうれしいポイントです。
どんなトイレよりも飛び散りを抑えられて、トイレの周りの掃除が楽になりました♪
メリット
- とにかく猫砂の飛び散りを抑えられる
- 安価
- デザインがインテリアに馴染む
- 猫が安心してトイレできる
- においを抑制できる
デメリット
- 上下運動ができない猫には利用できない
- 掃除も上からなのでやや難しい
- 高さがあるのでケージ内では配置に注意が必要
猫砂編「LION:ニオイをとる紙の猫砂」
LIONのニオイをとる紙の猫砂は、猫の肉球に挟まりにくい大粒タイプの紙製猫砂です。この商品のとくにおすすめポイントは、飛び散りにくいだけでなく、しっかり固まり粒が真っ白なこと。
我が家もこの商品を使っていますが、おしっこのあとよく固まるのでとにかく掃除しやすいです。また粒が白いので過去に愛猫の血尿を発見することもできました。
安価・大容量で入手しやすいため、猫砂の減りが早い多頭飼育の家庭にもうってつけ。通販サイトamazonでも2,300件の口コミ数で☆3.8と高い評価を受けています。
大粒で肉球に入りずらいため、愛猫のトイレのあとの猫砂を払うが行動が減りました。
メリット
- 大粒で肉球に入りにくい
- トイレに流せる
- 排泄物が固まるので掃除しやすい
- 白色の砂なので猫の尿の異常に気付きやすい
- 安価かつ大容量
デメリット
・尿を固めるのでシステムトイレのメリットは活かされない
・抗菌剤や吸収剤などが使われる
猫マット編「Amazonベーシック:猫用砂取りマット」
Amazonベーシックの猫用砂取りマットは、猫マットに悩んだらぜひ試してほしいアイテム♪頑丈で猫砂もしっかりキャッチする構造です。
61cm×89センチとちょうどよいサイズ感で多くの愛猫家さんたちに評価されています。もちろん掃除のしやすさもGood!1,000円台で買えちゃうのもうれしいポイントです♪
口コミの数は12,096件で☆4.3と超高評価の人気商品なので、ぜひチェックしてみてください!
実際に「飛び散りを軽減させることができた!」という声が続出しています♪
メリット
- 高コスパ
- 猫砂のキャッチ力が高い
- カラーがインテリアを邪魔しない
- 大判で便利
- 汚れが目立たない
デメリット
- Amazonでしか買えない
- やんちゃな猫がいるとマットの端がボロボロになりやすい
- 定期的な清掃は必要
猫に砂が飛び散らないトイレを覚えてもらうには?
猫に新しいトイレを新調したときは、猫に「これがトイレである」ということを覚えてもらう必要があります。もちろん何もしなくても新しいトイレを覚えてくれる猫もいますが、たいていの猫は警戒心から寄り付かないでしょう。
そんなときは次のポイントを踏まえ、猫に新しいトイレを誘導してみてください!
- ポイント1従来のトイレの場所に新しいトイレを置く
トイレを完全に入れ替えることで、猫にトイレが変わったことを認識させましょう。猫砂を猫に触れさせてあげると、ほとんどの猫がトイレと認識できます。
- ポイント2従来のトイレの横に置く
ポイント1でダメだった場合は、従来のトイレの横に新しいトイレを設置してあげましょう。我慢させるのは良くないので、猫にまずはトイレの存在に慣れさせます。
この際には新しいトイレの猫砂の中に従来の猫砂(猫のにおいがついたもの)を混ぜておくと、猫がトイレに慣れやすくなります。
まとめ
猫のトイレの砂の飛び散りは、猫の飼い主の悩みの1つ。なるべく掃除は楽でありたいし、なんなら猫砂は飛び散らないでほしい!と思う飼い主さんばかりでしょう。
猫のトイレの砂が飛び散らないためには、トイレ・猫砂のタイプを見直したり、便利アイテムを取り入れたりするなどの対策が効果的。今回紹介したアイテム(トイレ・猫砂)は、私自身も活用し助けられており、猫砂に悩む飼い主さん全員におすすめしたいアイテムです♪
ぜひ猫のトイレの砂が飛び散らないための対策・アイテムを上手に取り入れて、「猫砂の飛び散りストレス」から解放されましょう!