猫にはない犬のいいところ4選!飼育するならどっちがいい?

犬の雑学

犬と猫はどちらも人気の高いペットです。しかし、そんな魅力的な動物のどちらを飼うかといわれたら、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。もしくは「犬は猫よりも魅力的だと思っているけど、どんなところに魅力があるのだろう」と思っていたり。

そこで今回は、猫にはない犬のいいところを4つと犬にはない猫のいいところ4つを紹介します。どちらのペットを迎えようか迷っている人、犬の魅力をもっと知りたい人必見の内容です。

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猫にはない犬のいいところ4つ

従順

犬は忠実で愛情深い生き物です。これは猫とも大きな違いともいっていいでしょう。飼い主と深い絆を築き、一緒に過ごすことで心の支えとなります。

これは犬が群れで生活する習性を持つためであり、群れの中ではリーダーである飼い主の指示に従うことが重要とされます。つまり従順であるのは「群れで生きる」遺伝子が受け継がれている犬の、本能的な能力なのです

筆者:SHIHO
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犬の従順さは驚くほどです。犬によっては飼い主でもなんでもない病院スタッフの指示も、しっかり聞く子もいました。恐れ入ります…!

賢い

犬は飼い主の指示を理解して、それに従うことができる賢さをもっています。そのため猫と比較すると、けた違いにしつけやトレーニングをしやすいです。

犬の個体差はありますが、ボールをキャッチする・お手をする・トイレを覚えるなどの一般的なトレーニングは、ほとんどの犬が理解できるでしょう

犬の賢さはそれだけではありません。犬は人間の感情も理解することができます。たとえば飼い主が悲しんでいるときに慰めようとしたり、飼い主が喜んでいるときは一緒に喜んだり。こうした犬の優しさや賢さは、犬の大きな魅力のひとつです。

筆者:SHIHO
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飼い主の心情を読み取れるというのは、有名話ですね。わたしは犬を飼育したことがないので経験はありませんが、動物病院にくる犬の飼い主さんがそのような話をしてくれました。

とくに牧羊犬やシェパード犬などの犬種は、賢い犬が多いと言われています

運動が好き

犬は体を動かすのが大好きな動物です。そのため毎日の散歩は欠かせませんが、犬は散歩をすることで運動不足を解消したり、さまざまな刺激を受けています。

なにも犬の運動好きは犬だけにメリットがあるだけではありません!飼い主の健康維持にも役立ちます。犬と一緒に散歩やドッグランに行くことで、飼い主も自然の中で運動をすることができるでしょう。足腰の強化にも効果的です。

なお犬の運動量は犬種によって異なります。とくに大型犬は小型犬よりも運動量が多いので、散歩の時間が長く頻度も高いです

筆者:SHIHO
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ジャーマンシェパードの運動量はとくに多く、朝と夕方に2回、1時間程度の散歩が必要だとか…!

コミュニケーションがとりやすい

犬は猫と比較しても人間と長年にわたって共生してきた動物であり、「人間の一番の友達」とも言われています。そういった長い歴史が背景にあるからか、犬は人間と密接なコミュニケーションをとることを得意としている動物です

具体的には人間と同じように表情や仕草で感情を表現したり、さまざまな「鳴き声」を使ってコミュニケーションをとったり。たとえば、しっぽを振って喜んでいる・耳を伏せて不安がっている・牙をむいて威嚇しているといった仕草からある程度犬の気持ちを読み取ることができます。

または吠える・寂しく鳴く・唸るなどの鳴き声のコミュニケーションをつかって、感情や要求を伝えるのも得意です

このように、犬は人間にも伝わりやすいコミュニケーション手段を持っているため、人間も猫と比較しても「関わりやすい」と感じます

筆者:SHIHO
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数多くの犬や猫と接してきましたが、やはり犬の方が関りやすかったです。喜怒哀楽が手に取るようにわかります(笑)

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犬にはない猫のいいところ4つ

散歩が不要

 猫は上下運動を得意としている動物なので、狭い室内でもおもちゃや運動ができるスペース(キャットタワーの設置など)が用意できれば、散歩に行かなくても運動不足になりません

反対に単独狩猟動物である猫は、外部環境の変化や他の動物との接触に敏感であるため、散歩をすることでかえってストレスを感じることがあります

猫を飼う場合、こうした手間が省けるため飼い主の負担が少なくて済みます。散歩時のリードや道路での排泄物の処理も不要。天候に左右されず、猫の都合の良いタイミングで遊んであげればOKです。

ある程度飼育費用が抑えられる

猫は犬と比較しても、月あたりの費用を安く抑えられます。楽天インサイト株式会社の「ペットに関する調査」によると、月当たりの費用は犬で9,360円、猫で6,673円とありました

犬は体の大きさによりますが、フード費用はかなり負担となるでしょう。また狂犬病の注射や、月に1回の駆虫薬の投与、トリミングなど、猫と比較するとなにかと費用がかかります

一方猫は体が小さいためフードの消費も激しくないですし、室内飼育であれば定期的な予防接種等は必須でありません。

このように猫は飼育費用を抑えられる利点があるので、これが猫を選ぶ大きな理由の一つになっていると思われます

筆者:SHIHO
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現在2匹の猫と暮らしていますが、毎月決まった支払いといえば保険料ぐらいです。フードや猫砂は2ヶ月に1回くらいで購入します。

鳴き声が小さい

猫の鳴き声は小さく控えめであることが大きなメリットです。犬に比べると声が小さいので、集合住宅で飼う際にも周囲の迷惑になりにくいです

状況や環境でも異なりますが、犬の声の大きさは95~100デシベルで救急車のサイレントとほぼ同じ大きさなのだとか…。一方猫の声の大きさは75デシベル程度。掃除機くらいの音の大きさです

「静か」とは言い切れませんが、それでも犬と比較すると声の大きさは控えめなので、1人暮らしやアパート、マンションでも飼育しやすいといえます。

筆者:SHIHO
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個体差がありますが、猫はそもそもあまり鳴きません!

比較的狭い空間でも飼育できる

先に少し述べましたが、猫は上下運動が得意な動物なため、犬のように横に広い空間は必要としません

そのためキャットタワーを置いたり、キャットステップを用意したりといった「縦の運動」をできるようにしてあげれば、ワンルームの部屋でも運動不足になることはないでしょう

このように猫は犬と比べて飼育のためのスペースを大きく取らず、限られた空間でもストレスなく飼育できるのが強みです

筆者:SHIHO
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我が家はマンションでそこまで広くない家ですが、猫たちは若いころずっとキャットタワーで遊んでいました。今はずっと寝ている老猫なので、キャットタワーの存在意義はなくなってきましたが…。

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犬と猫を迎え入れるならどっちがいい?

猫と犬どちらが迎えやすいかというのは、飼い主の生活様式や好みによります。ただ1人暮らしや忙しい社会人であれば、留守番の得意な猫のほうが飼育しやすいのかなと、個人的には思います。

犬は社交的で飼い主とのコミュニケーション能力が高く、忠実心が強いとされています。トレーニングが可能でありしつけも可能ですが、定期的な運動や散歩が必要です。一方、犬と比べてお世話がしやすく小さなスペースでも適応しやすいため、猫は都市部やアパートでの飼育がしやすい特徴があります

飼い主はこのような両者のメリットとデメリットを考慮し、自分のライフスタイルや好みに合ったペットを選ぶといいでしょう。

ただしどちらも魅力的な動物ですが、飼う前には費用や生活の仕方などさまざまなことを検討する必要があります。安易な覚悟で迎えるのはやめましょう。

筆者:SHIHO
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ペットが家族になると、経済的負担・外出や外泊の制限・日々のお世話など、ペットのいない生活よりもはるかに「時間」と「費用」が必要となります。

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まとめ

犬と猫それぞれに魅力がありますが、犬は高い忠誠心と賢さ、アクティブで人との関わり方が得意など、多くのメリットがあります。

飼い主がどのような生活を求めるかによって「どちらがいいのか」というのは異なりますが、ペットを迎える準備が整っていれば、どちらのペットを迎えても幸せな日々を送ることができるでしょう。

この記事を書いた人
SHIHO

二児の母・老猫2匹と生活。2~3年動物病院勤務(旧動物看護師)愛猫家♪ブログでは「タメになる猫の情報」を公開してます!

ライター歴:1年半
ブログ歴:1か月

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