猫をお風呂に入れたことない!必要性は?入れなくても大丈夫?

ペット

猫を長い間、もしくは一度もお風呂に入れたことないという飼い主さんは多いのではないでしょうか?実は13年猫と暮らす筆者も、猫を10年近くお風呂に入れたことがありません…。かといって猫が臭ったり皮膚炎をおこしたりすることもありません。

ではそんな猫をお風呂に入れる必要性ってあるのでしょうか?一度もお風呂に入れたことがないからこそ気になりますよね。

そこで今回は猫をお風呂に入たことない飼い主さんに向けて、お風呂の必要性の有無と、入れなければならないシーンそしてお風呂に入れなくても猫の毛艶を保つ方法を解説していきます

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猫をお風呂に入れたことないけど大丈夫?

結論からいうと、猫は「お風呂に入れなくても大丈夫!そのため一度も猫をお風呂に入れたことないという場合でも、猫に皮膚疾患など現れていなければ心配しなくても大丈夫です♪

なぜ猫をお風呂に入れなくても大丈夫なのかというと、猫は自分で舐めて(グルーミング)体を清潔に保つため、お風呂に入れる必要がないからです。猫は暇さえあれば体中をグルーミングしますが、そのおかげで猫はお風呂に入れなくてもキレイな状態が保たれるのです。

しかし、すべての猫に必要がないというわけではありません。特定の状況下では、猫であっても適度にお風呂が必要になることもあります。

筆者:SHIHO
筆者:SHIHO

反対に毎日洗いすぎるのもNG!猫の皮膚はデリケートなのでかえって肌荒れの原因になります。お風呂に入れるとしても月1回で十分です。

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お風呂に入れたことない猫も「入るべき」ときがある!

猫は基本的にお風呂は必要ありませんが、次のような状況下になるとお風呂をいれる必要性があります。お風呂に慣れていない猫は嫌がるケースがほとんどですが、正しいやり方でしっかりシャンプーしてあげましょう。

皮膚の病気を患ったとき

猫が皮膚の病気にかかった場合は、治療の一環となるためお風呂が必要に。たとえば膿皮症といった皮膚の病気は湿疹やかゆみを引き起こしますがこれらの治療のひとつとして、獣医師に専用の薬用シャンプ-を用いてお風呂に入れるよう指示されることもあります。

寄生虫がいるとき

シラミやダニ、ノミなどの寄生虫が猫に寄生していると、駆虫効果のあるシャンプーを使用してお風呂に入らなければならないケースが多いです。

寄生虫は猫の毛並みに隠れてしまうことがあり見逃しがちですが、寄生虫の検査を行い寄生虫が見つかった場合に、治療としてお風呂が必要になることがあります。なお薬用シャンプーは刺激が強いので、ネット通販でも購入できますが自己判断で使うのはおすすめしません。

体がひどく汚れたとき

猫は自分で舐めることで体を清潔に保っていますが、外因的な汚れ(便を踏んだ・泥まみれになった)によって汚れてしまうこともあります。このような場合、当たり前ですがいくら猫でもグルーミングでどうにかすることもできないので、お風呂が必要です

猫はキレイ好きな動物なので、あまり長い時間体が汚れているとストレスが溜まります。そのため猫が汚れたら、なるべく早く体をキレイにしてあげましょう。

猫がグルーミングをしないとき

性格上グルーミングをしない猫や健康上(肥満・寝たきり・シニア)グルーミングができない猫は、定期的にお風呂に入れてあげる必要があります。グルーミングをしないと毛並みの乱れ(毛玉)、被毛に悪影響を与えることに。

また、グルーミングすることで除去できるはずの老廃物や汚れが蓄積されることになってしまいます。この場合飼い主は月に1~2回程度お風呂に入れてあげて、猫に代わって清潔な状態を維持することが求められます。

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お風呂に入れたことのない猫でも毛艶をキレイに保つ方法

ブラッシングをする

猫の毛艶を保つために効果的なのは、ブラッシングです。短毛種でも2日に1回、長毛種では毎日ブラッシングしてあげると良いですよ。

正しくブラッシングをしてあげることで、グルーミングで取り切れなかった汚れの除去の他に猫とのコミュニケーションにもなります!意外にもブラッシングが好きな猫は多く、ブラシを見るだけで酔ってくる猫もいるのだとか…♪

筆者:SHIHO
筆者:SHIHO

ブラッシングに使うブラシはSHIHO愛用の「SanMori ペット用痛くない ヒーリングブラシ」がおすすめ!よくとれるし、ブラシに絡まった抜毛の除去もしやすいです♪

栄養バランスがとれた食事にする

栄養バランスが食事も毛艶や皮膚の状態に影響します。人も偏った食事をしていると肌の調子が悪くなりますよね、猫も同じように栄養バランスが適切でないと皮膚の状態が悪くなることに。

でも猫の栄養のことなんてわからない!と思われる飼い主さんも多いでしょう。でも安心してください、猫の「総合栄養食」を商品に記載される規定量を目安に与えれば問題ありません

肥満など基礎疾患がある場合は獣医師に相談すべきですが、そうでないのであれば「総合栄養食」の目安量を与えてあげましょう。

筆者:SHIHO
筆者:SHIHO

おやつなど「総合栄養食」ではないものばかり食べる!というのはNGです。

猫が過ごしやすい環境にする

ストレスは猫の毛艶の大敵です猫がストレスを感じる原因は外出・引っ越し・騒音・来客などがあります。

猫は静かで程よく日光が当たる場所が落ちついて大好きなので、なるべくそのように猫がリラックスできる空間を用意してあげてください。

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まとめ

猫はグルーミングで自分自身を常にキレイにしているので、基本的にお風呂に入れなくても大丈夫です。そのため猫を一度もお風呂に入れたことがない!という飼い主さんも、猫に異常が見られなければ心配する必要はありません。

しかし特定の状況下ではお風呂が必要になることもあることを理解しましょう。もし猫が今回紹介した「お風呂に入らなければならない」状況下にあったら、場合によっては獣医師のアドバイスを受けながら適切なケアを行うことが大切です。

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